変化は恐怖

彼とは歳の差が33ある。親よりも歳上だ。
だからジェネレーションギャップはある。
でも若いときからホステス業で年輩層と接してきたからかそこまで感じない。

彼もまた、歳の割には考え方が柔軟だ。(要因のひとつとして孫がいないことが大きく影響しているだろうけど)だからお互い心地良い感覚だと思う。

出会いは私がスナックで働いているときで、そこにはもちろんカラオケがあった。そこでたまに軍歌を歌っていたのは確固たるジェネレーションギャップだったけどwww

彼は奥さまを20年以上前に亡くしていて、その後は吹っ切れたのか、半官半民だった会社を辞めて(ある意味私たちが欲しがる〝安定〟を捨てた)民間企業で働き、晩はミナミのラウンジやスナックを飲み歩くようになった。奥さまが亡くなったからとあっさりと〝安定〟を手放した彼が凄いな、と思った。

と言うのも、変化に恐怖を感じるように私たちの潜在意識はプログラムされているらしいから。

その上その時の彼の年齢(50歳くらい)での転職は勇気がいったはず。

にも関わらず彼は転職することを選んだ。
その理由は『これからは自分のしたいように生きようと思った』と。確かにその理由なら変化に対して恐怖を感じるという潜在意識に勝てるかもしれない、恐れよりも好奇心が勝ったんだ。

変わってしまえばなんてこと無いんだろうけど、それまでの精神的な壁は高いよなぁとしみじみ思った。

私も杖を完全に手放す恐怖に打ち勝たなきゃいけないときがくるかもしれない。この壁も高いぞ。

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ここまで目を通していただき、ありがとうございました。
あなたにとって、良い一日になりますように^_^

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